奈良監獄は『明治五大監獄』の1つとして1908年(明治41年)に建てられました。
その後、大正11年に「奈良刑務所」に改称し、昭和21年には「奈良少年刑務所」に改められ、平成29年に閉鎖されました。
看守が立つ中央監視所を全体の中心に据え、看守の目が全ての舎房に行き届くように舎房が放射状に伸びる『ハビランド・システム』という構造が取り入れられています。
一直線に伸びる廊下の両側には、収容部屋の扉が整然と並んでいます。
2024年を目途に星野リゾートによって日本初の監獄ホテルに生まれ変わりますが、どのようなものになるのかとても楽しみです。